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●スポーツで怪我をしたら、、、。


スポーツでけがをしてしまったときに、、、

スポーツでけがをした、さて何科のお医者さんへ行ったほうがよいのか迷うことが多いと思います. 

 一般的には顔や頭から血を流したり、胸や腹をうって苦しみだすと外科を選び、指や腕のけがや足の捻挫、打撲、脱臼、腰痛などでは整形外科にいくのではないでしょうか。

けがのなかでも女性の顔の傷は形成外科、頭の骨折では脳外科、鼻の骨折では耳鼻科が専門となりますし、眼のけがは眼科、歯のけがは歯科が専門となります。

1.けがをした、お医者さんにいくべきか?様子をみてもよいのか?

  けがをして、半時間ほど様子をみて痛みが軽くなるようであれば、さらに1〜2日間様子を見てみます. さらに痛みが軽くなってくるようであれば、お医者さんにかからなくてもよいでしょう。

様子をみていて痛みが取れなかったり、痛みは軽くなっているものの、動く、立つ、歩くのが不自由な場合はスポーツ医に診てもらいましょう。 

また数週間たっても痛みが残ったり、スポーツ活動中に痛む場合もスポーツ医に診てもらったほうがよいでしょう。

強い痛みや変形したりしているときはすぐにスポーツ医にかかる必要があります。


2.けがをしたときの応急処置のしかた。

  けがをしたときの応急処置はRICE〔ライス〕と呼ばれる方法で行うと覚えておかれるとよいでしょう。

ただし、けがの部位が変形しているときは、固定のみを行いすぐ整形外科を受診してください。
 
R:(Rest: レストとは英語で安静という意味です.) 

けがをしたところを無理に動かすと、出血や痛みが増したりします。 けがをしたところをそうっとしておくために副木、弾性包帯、テーピング、三角巾、タオルなどで固定してください。

I:(Ice、アイス、冷却) 

冷やすことにより痛みを軽くしたり、内出血を防いだり、炎症を抑えたりすることが期待できます. けがをしてから2日から3日くらい断続的に冷やしてください.
ビニールの袋に氷をいれタオルでくるんで患部にあてるとよいでしょう。

C:(compression,英語で圧迫という意味です)

 出血と腫れを防ぐために圧迫します. 

E:(elevation, 英語で挙上という意味です.) 

けがをしたところを心臓より高くしておくことにより内出血が防げ、しかも痛みが軽くなります.。


3.スポーツ外傷とスポーツ障害

  スポーツによるけがにはスポーツ外傷(打ったり、こけて捻ったなどのいわゆるけが)とスポーツ障害(同じ動作を何度も何度も繰り返す事で生じる障害、つまり使いすぎによるもの)の大きく分けて2通りあります。お医者さんにかかる場合に打ったとか捻ったとかしないのにだんだん痛くなってきたのか(スポーツ障害)、打った、捻ったことが原因で痛いのか、きちんと分けて説明したほうがよいでしょう。