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 症状からみる病名チェック
◆くびや肩の痛み ◆腰痛やあしの痛み ◆脊柱変形 ◆背部痛・胸壁痛 ◆脊髄麻痺
◆手のしびれ感と上肢の麻痺 ◆肩の関節の痛みと機能障害 ◆肘の痛みや変形 ◆手首の痛みや変形 ◆手の指の痛みや変形と機能障害
◆股関節部痛・機能障害 ◆膝関節部痛・機能障害 ◆股関節部から足先までの下肢のしびれ、知覚異常 ◆下腿部痛・足関節部痛

 
 背部痛・胸壁痛
胸椎圧迫骨折 骨粗鬆症があり骨折が自然発生的に起こる場合が最も多いが、骨髄腫による場合や転移性転移性骨腫瘍による場合もある。
転移性骨腫瘍 頻度は、乳癌>前立腺癌>腎癌>肺癌>甲状腺癌>肝癌>
胃癌の順。
胸椎カリエス 結核菌の椎体への感染により起こる。背中がおおきく曲がる亀背の原因となる。
Tietze病(ティーチェ病) 若い女性に多く、第2〜5肋骨の骨軟骨移行部の痛みと膨隆がみられる。自然治癒することが多い。
胸肋鎖骨肥厚症
sternocostoclavicular hyperostosis
掌蹠膿疱症性に関節炎や脊椎炎が合併することがあり(pustulotic artoro-osteitis)、病変は肋骨や鎖骨の胸骨付着部に限局する場合が多く、胸肋鎖骨肥厚症といわれる。胸鎖関節痛を伴うことがある。30〜40歳代に好発する。
膿疱症は皮膚に膿疱を形成する疾患であるが細菌、真菌、ウイルス、などの感染症は含めない。本症の一部は病巣感染が原因となる。病歴で慢性扁桃炎、虫歯などの病巣感染が疑われるときは耳鼻科、歯科にて精査する。喫煙も悪化因子になる。
検査ではCRP陽性、リウマトイド因子は陰性、HLA-B27は陰性で、HLA−DR4がしばしば陽性にでる。病巣感染を伴う時はASO、ASK高値がみられる。
治療は病巣感染が伴う時は、扁桃摘出、抜歯などの感染病巣の治療、抗生物質の内服を試す。口腔内金属が原因の時は原因金属の除去、局所療法としてステロイド外用、ビタミンD3外用、PUVA療法。関節症状には痛み止めを用いる。


原因のわからない背部痛 若い女性に多い。棘突起痛といわれることもある。
帯状疱疹 肋間神経痛が先行し、発疹が後で出現する。ヘルペスウィルスによる。
 

 
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